ジャラハニーという言葉を初めて聞いたとき、
それが『ジャラ』という植物から採れたはちみつのことだと分かるまでに少しの時間がかかりました。
それまで『ジャラ』という名の植物があるとは知らなかったからです。
少し調べてみることにしました。
ジャラハニーは一般のはちみつと同じく
といった特徴がある。
さらに、ジャラハニー特有の大きな特徴は、
をもつこと。
これらの作用は、
が豊富に含まれていることによる。
ジャラハニーの抗酸化作用は、
「マヌカハニー」や「レザーウッドハニー」の
2~3倍の数値であるとの研究結果があります。
ジャラハニーの抗酸化作用は、ビタミン群やミネラルの働きによります。
ジャラハニーの抗菌活性は25.1% (w/v) フェノール
マヌカハニーは、13.1% (w/v) フェノール
という研究がなされています。
ジャラハニーの抗菌作用は過酸化水素によります。
ジャラハニーは、グルコースとスクロースの量が最も低く、主に果糖が主成分です。砂糖に含まれるグルコースは100GI/gですが、果糖は19GI/gです。
酪酸菌は、ビフィズス菌や乳酸菌の発育を助けるとして、最近注目を集め始めています。
ジャラハニーは100℃にも耐え、胃酸にも耐え、 生きたまま腸まで届く酪酸菌を含んでいます。
ジャラハニーに含まれるビタミンやミネラルが、
体内のリンパ球、NK細胞、白血球を刺激するように働きます。
肌には抗酸化システムが備わっています。
このシステムは、酸化物質と抗酸化物質のバランスを保っています。
抗酸化物質が弱くなると、紫外線の損傷を受けやすい状態に落ち入ります。
ジャラの木は、
西オーストラリア州だけに育つ木で、
その花は、2年に1度しか咲きません。
ジャラハニーはとても珍しく、
希少価値の高いはちみつです。
ジャラハニーについて調べてみて、
自然界には、わたしの知らないことがまだまだたくさんあると実感しました。
決して知り尽くせないような気がするほどに、素晴らしく造られている、と。
特に、おなかの中で、腸内細菌たちが非常に重要で複雑な働きをしているのと同時に、
自然界には、悪い菌からわたしたちを守る素材が豊富に存在するのだという事に驚きました。
さて、調べているだけでは味気ないので(笑)味わってみたいと思います。
今回わたしがいただくのは、プレミアムオーガニックジャラハニー。
ウェブサイトには「リッチで濃密なキャラメルのような味わい」「甘すぎずキレのある上品な味わい」と書かれていました。
はて、リッチで濃密なキャラメルのような味わいとは?と期待しながら、いただいてみます。
ほー、なんて言ったらいいのかな。
この味から思い出すのは、
手づくりプリンのカラメルソース。
濃い色のメープルシロップ。
そしてなぜだか”黄金糖”。笑
マイルドというよりシャープな味。
とても濃い味。そしてとても深い味。
甘みだけではない、いろんな味が感じられる気がします。
なるほど・・・
「リッチで濃密なキャラメルのような味わい」「甘すぎずキレのある上品な味わい」ってこういうことなのねー。
そうそう、そう言いたかったんですよー。と言いたくなりました。笑。
「ひとさじのはちみつ」の本に書かれていたことから思いついて、
水にジャラハニーとレモンジュースと塩を少しだけ溶かして飲んでみたら、
これが本当においしかったです。
昔から、ケガの治療に使用されてきたというジャラハニー。
それならきっとお肌にも良いだろうということで、ジャラハニーで化粧水を手作りしてみました。
その時の記事はこちらです。
よろしければ合わせてお読みください。
乳児ボツリヌス症にかかる可能性があります。
《以下は厚生労働省HPからの抜粋です。》
1. 1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
2. ハチミツは1歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
3. ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
ボツリヌス菌は、土壌中などに広く存在している細菌です。ボツリヌス菌が食品などを介して口から体内にはいると、大人の腸内では、ボツリヌス菌が他の腸内細菌との競争に負けてしまうため、通常、何も起こりません。
一方、赤ちゃんの場合、まだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。
ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。 なお、1歳以上の方にとっては、ハチミツはリスクの高い食品ではありません。
ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
一般的に、ハチミツは包装前に加熱処理を行わないため、ボツリヌス菌が混入していることがあります。また、ボツリヌス菌(芽胞)の耐熱性は120℃,4分とされており、通常の加熱や調理では死にません。
厚生労働省HP: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161461.html